第22回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール
- atelier-titta
- 2 日前
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アトリエに在籍されている小学5年生の星野理彩子さんが描かれた「森の散歩道」という作品が、「第22回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」にてターナー色彩賞を受賞されました!おめでとうございます!今回のテーマは「みつけよう しぜんのたから」でした。

理彩子さんは、昨年夏、イギリスで乗馬を学んだ時に出会ったローズちゃんという馬を描かれました。ローズちゃんが森の中で走ったり、草をはんだりする様子をみて、動物たちがのびのびと暮らすことができる自然を大切にしたいと思われたそうです。
画面上でお伝えできないのが残念ですが、背景まで全てクレパスで描かれたこの絵は、手にするとずっしりとした重さとしっとりとした質感を感じます。その重さと湿度はは、塗り重ねられた画材の質感なのですが、理彩子さんが込められた想いの質量のようにも感じられます。
理彩子さんは第20回のブリヂストンのコンクールで「ブリヂストン・スポーツサイクル賞」を受賞されていますので、今回で2回目の受賞となります。
ターナー色彩賞は全国より応募された43836作品の中から上位100名の中の70名に贈られる賞になります。とてもすてきなアクリル絵具と筆やパレットと賞状が贈られました。
公式HPでの受賞作品の発表はこちらです↓
1年生になるかならないかの頃からアトリエに通い始められ、その頃から絵と自然が大好きで、さまざまな絵を繊細なタッチで描かれてきましたが、4年生になった頃に描いた一枚の絵での経験がきっかけで、秘められていたエネルギーが一気に爆発したようで、画風ががらりとかわり、最近は随分とダイナミックな力強いタッチの表現が増えてきました。
このローズちゃんの絵は、馬の力強さが全体に、理彩子さんとの間に生まれた静かな対話が大きな目に描きこまれていて、その世界観におもわず引き込まれるような素晴らしい一枚になったと思います。
はやいもので、今年は小学生としてアトリエで過ごす最後の一年となります。
「子供の表現はまだまだこんなもんじゃないよ!」と絵を通して語り続けてくれるりさちゃんの絵が、これからどんなふうに変化し、成長していくのか、目が離せません^^
このたびは受賞、本当におめでとうございました!